渡り鳥「ムナグロ」と冬の景色

こんにちは!園地スタッフです。

朝、空を見上げると、うっすらとお月様が見えました。

こういう景色に気が付くと、少し幸せな気持ちになります。

何せ地上は凍えるほど寒い!修景池の上流から湯気が昇るほどです!

本当に?と思って水をすくってみたところ、お湯の様に感じました。

今年の寒さは中々です。

 

さて、そんな朝のゆとりの森を巡回していた所、珍しい鳥を見つけました。

ムナグロと申します。

海岸に住まい、シベリアから赤道付近までの長距離を旅する渡り鳥です。

胸元が黒いため「ムナグロ」と呼ばれますが、残念ながら冬はウズラっぽいです。

数年に一度、渡りの時期に数日だけやってくる珍しい鳥です。

ゆとりの森は、渡りのルートになっているのかもしれません。

このムナグロ、全然人を怖がりません。不自然な位近寄ってきます。

あまり敵のいない場所で暮らしているのかもしれません。幸せな鳥です。

そんなものですから、アップの写真が撮り放題!無防備に眠っています。

冷えるくちばしや足を羽に隠すのが、鳥の睡眠スタイルです。

どうして倒れないんだろう。中々のバランス感覚です。

チラッ。狸寝入りだったようです。

 

他の鳥も見ていきましょう。

こちらはムナグロと同じシベリアからの来訪者、ツグミです。

仲間を待っているのでしょうか。一羽さびしく、修景池を歩いていました。

修景池の周りは、まるまる太った虫が住んでいるため、よく鳥が来ます。

 

芝生グラウンドの周りでは、

キジバトがうろうろしていました。

お目当ては・・・?

木の実!ずいぶんしおれているけれど、何の実だろう。

しおれた実でも、食べなきゃ生き残れないのが冬なのだなあ。

木の上では、ヒヨドリが震えていました。

ふっくら膨らんでお日様を浴びていました。今日も一日がんばろう。

 

寒いといえば

別のスタッフが氷を見つけたので、ハナズオウの枝にひっかけてみました。

覗いてみると、なんだか別の世界が見えてきそう。

 

仲良しプラザのウッドデッキも、凍ってしまって滑りやすくなっていました。

しかしこの氷、よく見ると・・・

なにやら植物の模様に見えるような・・!?

どうしてこんな模様が出来るのでしょうか。

木材の隠された姿を見たような、不思議な朝でした。

 

別の日、夕方の空を見上げると・・・

おっ、彩雲だ!あれっ、環水平アークだっけ?わからないけどキレイ。

しばらく待つと、

山々に光が降り注ぎます。精霊様が降りてきそう。

これは・・・顔?

目と鼻からビームを出しています。きっと寒くてお怒りなのでしょう。

さらに待っていると、光のカーテンはさらに神々しく!

ゆとりの森でこんな景色が見られるのか!すごい!みんなゆとりの森へ行こう!

 

冗談を抜きにしても、ゆとりの森は空が広くて様々な景色を見る事が出来ます。

特に夕方は・・・寒さに耐える価値がありますよ!

 

おしまいにムナグロの写真を載せて、今回の記事はここまでになります。

また来てくれるといいなあ。

 

ここまで、読んでくださりありがとうございます!