【ゆとりの森自然情報:2021年4月】
こんにちは!園地スタッフです。
ベニシジミが翅(はね)を広げて休んでいました。
ひなたぼっこでしょうか。寒さが和らぎ、春がやってきたのだなあと思いました。
さて、今月も「ゆとりの森自然情報」を更新しました!
ゆとりの森自然情報は、園内で見つけた生き物を紹介する掲示板で、
仲良しプラザ入ってすぐ正面にあります。
4月は嵐のように花が咲き乱れます。
写真にあるレンギョウやユキヤナギも古くなってしまいました。
近頃見かけたお花は・・・
仲良しプラザ近くにありますサトザクラはなかなかキレイ!
このサトザクラ、ソメイヨシノ等の桜と比べて遅咲きのようでして、
ぽつんと咲いている様子がちょっと寂しげです。
桜といえば・・・
中規模多目的スポーツ広場に、変わり種の桜があったりします。
この一見何の変哲もない桜の木、実は・・・
緑 色 の 花 が咲くのです!!
去年気づいたときは「病気か?」と思っていました。
しかしながら今年もレタスみたいな色をしているものですから
これが彼らの咲き方らしいのです。
調べたところ、「ギョイコウ」という桜に最も近いようでした。
江戸時代に作られた交配種だそうです。
これが江戸生まれのエイリアンなのでしょうか。まさしく未知との遭遇でした。
バーベキュー広場の傍では、モッコウバラが咲き始めました。
淡い黄色の花がふつふつとあらわれました。
つぼみが隠れています。満開ではなさそうです。
アーチを少しずつ昇り続けて、5年以上たちました。
てっぺんに届いて、花と緑のアーチになるまで見守りたいものです。
雑草の中にもかわいい花を見つけました。
マツバウンランと申します。
紫の花が立ちのぼるように並ぶ姿がとてもきれいな帰化植物です。
園芸種のキンギョソウに近い植物だそうです。
こちらはカキドオシと申します。
「垣根を通す程伸びる」事からこの名前が付いたそうです。
実は昔、民間薬として使われたことがあるそうで、
調べたところ煎じて飲めば腎臓病・糖尿病・腎結石・膀胱結石に効くとされ
解熱、咳止め効果まで激しく薬効が信じられていたそうです。
ほかにも
枝を折ってしまうと、じわじわ水が出てちょっと怖いハナミズキや
ミツバツツジも見ごろを迎えています。
鳥もこそこそと現れています。
相変わらず臨時駐車場が好きなコチドリに、
そろそろシベリアが恋しくなってきた・・・かもしれないツグミも
まだまだ公園でのびのびしています。
持ち運びできる自然チラシも出来上がりました。
ツバメの鳴き声もよく聞こえるようになりまして、春らしくなってまいりました。
もしよかったら、散歩がてら見ていってくださいませ!
◆ここからはおまけです。
草むしりをしていると、昆虫にも出くわすようになりました。
このヒメカメノコテントウも、そんな虫のひとつです。
カメノコ模様だからカメノコテントウのはずの彼ら、実は
カメノコと名乗りながら模様がなかったり
いっそのこと真っ黒のやつもいたりします。
私は別の種類だと思っていましたが、遺伝子によって色々生まれるそうです。
紛らわしいことはこれっきりにしてほしいものです。
ここから、ガが出てきますので、苦手な方はここで読み終えて頂いて大丈夫です。
しかしこのガは美しい!そんな生き物もゆとりの森で見つけました。
それがこちら!
オオミズアオと申します。(もしかしたらオナガミズアオかもしれません)
成虫は口を持たず、愛に殉じるはかない奴です。
でもやっぱり目を見張るのは美しい翅!すらっと伸びた尾羽は若芽のように鮮やかで
実物はうっとりするほどでした!
でも、どこからやってきたのだろう?ちょっと珍しいそうです。
今回の記事はここまでになります。
読んでくださり、ありがとうございます!
こんにちは!園地スタッフです。
ベニシジミが翅(はね)を広げて休んでいました。
ひなたぼっこでしょうか。寒さが和らぎ、春がやってきたのだなあと思いました。
さて、今月も「ゆとりの森自然情報」を更新しました!
ゆとりの森自然情報は、園内で見つけた生き物を紹介する掲示板で、
仲良しプラザ入ってすぐ正面にあります。
4月は嵐のように花が咲き乱れます。
写真にあるレンギョウやユキヤナギも古くなってしまいました。
近頃見かけたお花は・・・
仲良しプラザ近くにありますサトザクラはなかなかキレイ!
このサトザクラ、ソメイヨシノ等の桜と比べて遅咲きのようでして、
ぽつんと咲いている様子がちょっと寂しげです。
桜といえば・・・
中規模多目的スポーツ広場に、変わり種の桜があったりします。
この一見何の変哲もない桜の木、実は・・・
緑 色 の 花 が咲くのです!!
去年気づいたときは「病気か?」と思っていました。
しかしながら今年もレタスみたいな色をしているものですから
これが彼らの咲き方らしいのです。
調べたところ、「ギョイコウ」という桜に最も近いようでした。
江戸時代に作られた交配種だそうです。
これが江戸生まれのエイリアンなのでしょうか。まさしく未知との遭遇でした。
バーベキュー広場の傍では、モッコウバラが咲き始めました。
淡い黄色の花がふつふつとあらわれました。
つぼみが隠れています。満開ではなさそうです。
アーチを少しずつ昇り続けて、5年以上たちました。
てっぺんに届いて、花と緑のアーチになるまで見守りたいものです。
雑草の中にもかわいい花を見つけました。
マツバウンランと申します。
紫の花が立ちのぼるように並ぶ姿がとてもきれいな帰化植物です。
園芸種のキンギョソウに近い植物だそうです。
こちらはカキドオシと申します。
「垣根を通す程伸びる」事からこの名前が付いたそうです。
実は昔、民間薬として使われたことがあるそうで、
調べたところ煎じて飲めば腎臓病・糖尿病・腎結石・膀胱結石に効くとされ
解熱、咳止め効果まで激しく薬効が信じられていたそうです。
ほかにも
枝を折ってしまうと、じわじわ水が出てちょっと怖いハナミズキや
ミツバツツジも見ごろを迎えています。
鳥もこそこそと現れています。
相変わらず臨時駐車場が好きなコチドリに、
そろそろシベリアが恋しくなってきた・・・かもしれないツグミも
まだまだ公園でのびのびしています。
持ち運びできる自然チラシも出来上がりました。
ツバメの鳴き声もよく聞こえるようになりまして、春らしくなってまいりました。
もしよかったら、散歩がてら見ていってくださいませ!
◆ここからはおまけです。
草むしりをしていると、昆虫にも出くわすようになりました。
このヒメカメノコテントウも、そんな虫のひとつです。
カメノコ模様だからカメノコテントウのはずの彼ら、実は
カメノコと名乗りながら模様がなかったり
いっそのこと真っ黒のやつもいたりします。
私は別の種類だと思っていましたが、遺伝子によって色々生まれるそうです。
紛らわしいことはこれっきりにしてほしいものです。
ここから、ガが出てきますので、苦手な方はここで読み終えて頂いて大丈夫です。
しかしこのガは美しい!そんな生き物もゆとりの森で見つけました。
それがこちら!
オオミズアオと申します。(もしかしたらオナガミズアオかもしれません)
成虫は口を持たず、愛に殉じるはかない奴です。
でもやっぱり目を見張るのは美しい翅!すらっと伸びた尾羽は若芽のように鮮やかで
実物はうっとりするほどでした!
でも、どこからやってきたのだろう?ちょっと珍しいそうです。
今回の記事はここまでになります。
読んでくださり、ありがとうございます!