【ゆとりの森自然情報:2021年3月】

こんにちは!園地スタッフです。

先日の大雨の後、富士山がまっしろに輝いていました。

頂上はぼんやりとけむっています。寒そうだなあと思いました。

まだまだ昼と夜の寒暖差が大きい日が続いています。

どうか、お身体お気をつけてお過ごしください。

 

さて、今月も「ゆとりの森自然情報」を更新しました!

ゆとりの森自然情報は、公園で見つけた生き物を紹介する掲示板です。

仲良しプラザ入ってすぐ正面にあります。

3月になり、園内の花が一斉に咲きはじめました。

花を目当てにやってくる鳥たちの戦いも、時々目の当たりにします。

 

前回の記事でご紹介したカンヒザクラも満開になりました。

前回はつぼみでしたが、

このとおり!あまり変わってない・・・?

しかしこうして見ると、このカンヒザクラ、大きく開かないのは残念ですが

けっこうかわいい所ある気がします。

 

もうひとつ、こっちはちゃんと咲く桜も咲き始めました。

陽光桜(ようこうざくら)と申します。

なんとこの陽光桜、カンヒザクラと別の桜を掛け合わせた桜なのです

カンヒザクラの美しい桃色はそのままに、見事花開くことが出来ました!

そんなよくばり陽光桜ですけれども、公園内にはロータリー付近に一本だけ

育っています。きれいで目立ちますから、すぐ見つけられるハズです。

 

他にも咲いた花として、

白くてきれいだけどいつの間にか散っているモクレン

長い枝にいっぱいの花をつけるユキヤナギ

黄色いぼんぼりのような花をつけるトサミズキ

トサミズキに似ていてよく間違えるヒュウガミズキ

バナナの皮に似た花をつけるレンギョウなどが、一斉に咲き始めました。

 

雑草も負けていません。

目が覚める青色のオオイヌノフグリに、

二輪並んだ仲良しな花をつけたタンポポ

神輿のような不思議な形をしたヒメオドリコソウも咲いています。

足元の草も、今が見頃です。

持ち運びできる自然チラシの3月号も出来上がりました!

今年の河津桜はあっという間に散ってしまったため、今は陽光桜が載っています。

よかったら、散歩がてら見て行って下さいませ!

 

 

◆ここからはおまけです。

臨時駐車場を巡回していると、こんな鳥を見つけました。

コチドリと申します。

彼らは春になるとやってくる渡り鳥です。

顔をかいていました。

なぜか臨時駐車場によく現れます

もともと住んでいる場所が小石の多い川辺だからかもしれません。

 

観察していると・・・

何やら一生懸命走りだしました

コチドリは千鳥足の由来になった鳥のひとつだけありまして、

あっちへフラフラこっちへフラフラ走って行き先が定まりません。

追いかけるのにちょっと苦労しました。

 

かけっこが終わった後は、

寝ちゃいました。大福みたいに丸くなってかわいいです。

立ち寝しているコチドリもいました。

お日さまに温められたアスファルトが気持ちよさそう・・・

 

今回の記事はここまでになります。

読んでくださり、ありがとうございます!