【ゆとりの森自然情報:2020年9月】

こんにちは!園地スタッフです。

近頃の天気は気まぐれです。

青空の隣では雷が鳴り、かと思えば晴れ渡る中土砂降りにもなりました。

急な天候変化の際は、頑丈な仲良しプラザをご利用頂けましたら幸いです。

 

さて、今月も「ゆとりの森自然情報」を更新しました!

ゆとりの森自然情報は、公園内で見かけた生き物を紹介する掲示板で、

仲良しプラザ入ってすぐ正面にあります。

イボバッタ・オンブバッタ・ショウリョウバッタ・・・

芝生を歩けば彼らバッタがぴょんぴょこ飛び出す季節になりました。

イボバッタって何?って思った方、こいつですこいつ。

多分、ほとんどの方が見たことがあるバッタだと思います。

でも、

トノサマバッタのようにカッコよくないですし、

ショウリョウバッタのように細長くないですし、

いまいちパッとしないバッタというイメージを

勝手に持っています。

全国のイボバッタファンの皆様、申し訳ありません。

 

他にもちょっと面白いハチを見つけました。

ベッコウバチという、単独で暮らすハチです。

べっ甲(ウミガメの甲羅を使ったアクセサリ)に色が似ているから

こう呼ばれているそうです。

 

このベッコウバチ、何をしているのかといいますと、

幼虫のための巣を作っています

丁度作り終えたのか、お尻で入口に土のフタをしていました。

巣の中には既に卵と幼虫のエサが仕込んであるのかもしれません。

 

彼らはちょっと変な子育てをします

私には文章で説明するのが難しいので落書きを用意しました。

・・・という具合にクモまるごと一匹を平らげたベッコウバチの幼虫は、

さなぎを作り、成虫になったら外に出てくるそうです。

・・・食べられるクモの気持ちを想像するとゾッとしちゃいますね・・・・。

持ち運び出来る「自然チラシ」の九月号も出来ました!

ゆとりの森にいるバッタはオンブバッタショウリョウバッタが多いですけれども、

草の伸びた場所にはトノサマバッタもいるようです。

良かったら、散歩がてら見てやってくださいませ!

 

 

◆ここからはおまけです。

 

先日、雨上がりの公園を巡回していたところ・・・

ふぃーぷるぷる!

スズメが気持ちよさそうに水浴びしていました。

きれい好きな彼らは水浴びの他、砂浴びもします。

スズメが砂浴びした場所には、テニスボール位のすりばち状の穴が残されます。

日当たりのよい花壇や、芝生グラウンドの南側で見つけることが出来るかもしれません。

 

まったく別の話ですけれども、2年ほど前にスギの仲間の芽を見つけました。

1年前はこんなもんでしたが、

いつのまにか随分大きくなっていました。

鉢の下を覗いてみると・・・

トカゲが!こんなところに住んでいるのか!

湿り気が丁度いいのかな。涼しそうでした。

 

 

「じぃぃぃ~~」「んにぃぃぃ~~~」

ふと見上げると、アブラゼミ(左)ニイニイゼミ(右)が仲良く鳴いていました。

アブラゼミ同士がぐちゃぐちゃ集まっているのは見たことがありましたが

別の種同士は初めてでした。今はやりのコラボというやつでしょうか。

ニイニイゼミ「ま、待ってー!」

コラボライブは数分間のみの限定公演でした。

次回公演は・・・未定!

 

 

↑全然関係ありませんがモズです。今年も来てくれるかな?

今回の記事はここまでになります。

読んで下さり、ありがとうございます!