【ゆとりの森自然情報:2019年10月】

こんにちは!園地スタッフです。

 

ここ数日で、気温がぐっと下がったような気がします。

冬に向けてどんどん寒くなるのでしょうか。

体調に気を付けてお過ごし下さいませ。

 

さて、今月も「ゆとりの森 自然情報」を更新いたしました!

「ゆとりの森自然情報」は、園内で見つけたいきものを

おもしろおかしく紹介する掲示板で、

仲良しプラザに入ってすぐ正面で、お客さんを待ち構えています。

10月に見つけた生き物たちは、こちらになります。

虫だけではなく鳥も見つける事が出来ました!

ちょっと珍しい鳥も現れました。セッカといいます。

セッカはススキやヨシの原っぱで暮らす鳥で、やたらと細長い足が特徴的です。

蜘蛛の糸を編んで巣を作るロマンチックな奴でもあります。

 

ススキやヨシの原っぱが減りつつあることから

このセッカも住処を失いつつあります。

ススキもヨシも無いゆとりの森にセッカが現れる理由は、わかっていません。

移動に使っているのか、それとも、食事を探しているのか・・・ナゾナゾ

セッカ修景池の高い木や誘導灯周りが好きで、

遠くから目を凝らすとピヨピヨはしゃいでいることがあります。

 

ほかにも、

ムナグロという渡り鳥もやってきました。

ムナグロはシベリアと赤道付近を旅する渡り鳥でして、日本には

春と秋の二回、渡りの途中に立ち寄ることがあるそうです。

この写真で見る限りでは、全然胸が黒くないのですけれども

どうやら春のスタイルは胸が黒いようです。

あまりにも春と秋の姿が違うものですから、

私はてっきり別の鳥だとばかり思っておりました。

ムナグロ主に修景池に現れますが

羽の迷彩模様のせいで、なかなか見つかりません。

 

持ち運びできる「自然チラシ」の10月号も作ってみました!

ヘンテコ頭のミミズク(虫)や、これまた珍しいムネアカセンチコガネ

見つける事が出来ました。

ムネアカセンチコガネは一応準絶滅危惧種ですので、採集すると

お巡りさんのお世話になってしまいます。ご注意ください。

 

物騒な話をしてしまいましたけれども、もしよろしければ、

散歩やピクニックのついでに、見てやってくださいませ!

 

 

ここからはおまけです。

ゆとりの森は空が広くてきれいです!

そんな空の写真をお届けいたします!!

台風の前日だったと思います。

雲の渦の中心にいるかのようでした。

子供たちが「りゅうのすだー!!」ときゃっきゃしていました。

お城が隠れていそうです。

晴れるとこんなにきれい!

雲の王国が近づいてくるッ でもここはゆとりの森なのです。

見てください!こんなに大きな雲が通りかかったりもします!

修景池の原っぱにも雲が広がりましたり・・・

夕暮れの大和山も、幻想的でおすすめです。

 

 

ハクセキレイ「ドヤァ」

全然関係ありませんがハクセキレイです。ムナグロを撮っていたらやたらと映りたがっていましたので撮っちゃいました。

今回の記事はここまでにさせていただきます。

ここまで、読んで下さりありがとうございます!!