【ゆとりの森自然情報:2025年3月】
こんにちは!園地スタッフです。
やったー!プラザ前でこっそり育てていたネモフィラが咲いたぞー!
青いぞー!かわいいぞー!今はまだぽつぽつ咲き。
ソメイヨシノと一緒に見ることもできますので、楽しみです。
そのソメイヨシノのツボミはと言いますと、
ほんのり先っちょが、ほどけ始めた所です。まだまだ先だ。
横浜の開花予想は3月25日とのことでしたが、ゆとりの森は間に合うかなあ。
さて、今月も『ゆとりの森自然情報』を更新しました!
『ゆとりの森自然情報』は、公園内で見つけた生き物を紹介する掲示板です。
仲良しプラザ入ってすぐ正面にあります。
3月は開花の季節。たくさんの花が見つかります。
まずはタンポポ。冬の間も、葉っぱだけ外に出してエネルギーを貯めて、
スタートダッシュを決めます。開花で差をつけろ!
ツクシ(スギナ)も、フェンスの下などで見つけることができます。
ちなみに、ツクシは胞子で増える植物で、ツクシの頭は胞子を飛ばすためのものです。
胞子を噴射し終わるとこんな姿に。うわぁなんだこれ!私も初めて見ました。
六角形の皮が崩れる様子は、なんだか未知の生き物のようです。
濃い桃色の花はホトケノザ。
花をホトケ、花のまわりの葉っぱを、仏様の座る蓮座(れんざ)に見立てて
こんな名前。私は、この花はホトケ様というよりヘビの口に見えました。
春の七草のひとつ、ナズナです。ペンペン草ともよばれます。
どこにでもある雑草ですが、白い花がいくつも連なって出来ていて面白い。
モクレンも開花!大規模多目的スポーツ広場前やわんぱく広場にあります。
花が半開きでした。
モクレンはいつの間にか散っています。今年はなんとか写真が撮れたぞ。
大規模~から臨時駐車場に向かう道には、サンシュユという花もあります。
秋ごろには赤い果実をつけます。でも、食べられずに残っている事が多い気がする。
鳥にとっては、おいしくないのかもしれない。
バーべキュー広場などではユキヤナギの白い花を見かけるようになりました。
花に覆われた枝は、積雪しているかのようです。
枝がブワーっと伸びる様子が好きです。ブワーッ!
そういえば、
仲良しプラザのロータリーには、カンヒザクラという
変わりものの桜があります。遠くから見ると、鮮やかに見えます。
近づいてみると、なんか下を向いた花が群れています。これでも桜。
シバ漬けみたいですが、色は鮮やかだ。
河津桜は、先日の雨で散り始めました。
花びらがじゅうたんのように散らばっています。よく頑張ってくれた!
持ち運びできる「自然チラシ」も出来上がりました。
タンポポはわんぱく広場や修景池、芝生グラウンドの北側斜面で見かけました。
もしよければ、散歩がてら見ていってくださいませ!
◆ここからはオマケです。
河津桜には鳥も集まります。
ヒヨドリだ!クチバシを黄色にして、花の蜜を吸っていました。
牛乳を飲んだ後、口の周りが白くなっている子供みたいだ。
メジロもやってきます。ヒヨドリが蹴り飛ばしにきても
けなげに蜜を吸い続けます。
こんな感じで吸います。ちゅちゅちゅー!
別の場所では、モズがボーっとしていました。
春は暖かいですからね。おなか一杯になったら、鳥だってボーッとしたい。
仲良しプラザ前ではジョウビタキを見かけることが多いです。
この辺りがナワバリなのかもしれません。仲良くしようぜ。
仲良しプラザ近くのヤナギの木の下には、ツグミがよくいます。しかも1羽。
どうやらお気に入りの場所らしく、だいたい見かけます。マスコットみたいだ。
別の場所では、キタテハというチョウが、休みながら飛んでいました。
ハネを閉じると枯葉のようなのですが・・・撮らせてくれませんでした。
でも、開いていると綺麗だから、それでもヨシ!
そして、今年もコチドリがやってきました。か、かわいい。
コチドリは、3月~初夏くらいまでゆとりの森に滞在する渡り鳥です。
それはそれとして、かわいい。
しかし、その姿は意外と見つけにくい。
一瞬目を離しただけで居場所が分からなくなるくらい見つけにくい。
というわけでコチドリクイズ!この中にコチドリがいます。
どこにいるでしょうか?
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正解はコチラ!見つけられたら、けっこうスゴイ。
修景池や芝生グラウンドでもたまに見かけます。君は見つけられるか!?
出番が作れなかったハクセキレイの写真で、今回の記事はここまでになります。
読んでくださり、ありがとうございます!