【ゆとりの森自然情報:2024年9月】

こんにちは!園地スタッフです。

ねこじゃらしがいっぱい!

この草、本当の名前はエノコログサと言います。

ふさふさの穂をエノコロ=いぬころ=犬ころの尻尾に見立てて

こんな名前だそうです。

 

夏の終わりから秋にかけて育つ、このエノコログサを見つけると

ようやく暑さも峠を越した気がしてきます。

それでも暑い日は暑い!修景池ではハクセキレイが絶賛水浴び中!

暑さも汚れも吹き飛ばせば、さわやか秋の風が吹く!吹いてほしい!

 

さて、今月も『ゆとりの森自然情報』を更新しました!

『ゆとりの森自然情報』は、公園内で見つけた生き物を紹介する掲示板です。

仲良しプラザに入ってすぐ正面にあります。

まだまだ暑い。それでも生き物・・・主に昆虫が増えた気がします。

夏に引き続き、シオカラトンボが修景池を巡回しています。

以前より着地している姿を見かけるようになりました。お疲れかな?

ウスバキトンボもお休み中。赤とんぼの一種です。

真っ赤なトンボも発見。たぶん、ナツアカネアキアカネだと思います。

どちらも、赤とんぼの一種です。

赤みが強いから、ナツアカネかな?残暑見舞い申し上げます。

雨上がりには、アジアイトトンボも見つけました。すごくほっそい!

飛び回る姿は妖精のようでもあり、浮遊するツマヨウジにも見えます。

なんか組体操しているトノサマバッタも見つけました。

そういえば秋は運動会シーズンだなあと、ふと思いました。

 

鳥も見てみましょう。

茂みに隠れるのはヒバリ。不安そうに辺りを見つめています。

意外かもしれませんが、ゆとりの森にはチョウゲンボウなどの肉食の鳥もいます

襲われれば、ひとたまりもありません。

ちなみに、こちらがチョウゲンボウ(別の時に撮影)。ハヤブサの仲間です。

虫食いのある葉っぱを、シジュウカラが熱心に観察していました。

彼らは、木につく虫を食べてくれる有難い鳥です。

だが、そこの虫は私が退治したのだ。残念だったな!

橋を渡っていたら、ハクセキレイに見つめられました。

こちらも見つめ返したら、なんか迷惑そうに去っていきました。ごめん。

修景池のツバキの上で、スズメが仲間と巡回中。

夏を乗り切ったスズメは、どこか大人の風格を感じます。つよそう。

食事風景を撮影してみました(動画です)。

草の種の穂を足で押さえて、上手に食べます。

芝生グラウンドのフェンスの上では、ムクドリがズラッと集合。

まるで試合開始を待つサポーターのようです。一羽、落ちそうになってる・・・

こんなモノも発見。くず切れの塊にも見えますが・・・

上から見ると、おわんの形!実はこれ、メジロの巣です。

意外かもしれませんが、ゆとりの森では、毎年どこかでメジロが子育てをします。

巣は上手く隠されていて、道路ぎわのハナミズキの中にありました。

今度は子育て中に見つけたい・・・!

 

持ち運びできる『自然チラシ』も出来上がりました。

葉っぱの裏では、ときどきヒメアカボシテントウが休んでいます。

もしよければ、散歩がてら見ていってくださいませ!

 

 

◆ここからはオマケです。ちょっと多いかも。

夏の終わり、ゆとりの森の修景池は、豪雨に沈んだ!

風の橋から厚木飛行場方向へ撮影。うぎゃーーー!

こちらは仲良しプラザ方向。ぎょえーーー!!通路が沈んでしまいました。

修景池は、こんな感じで豪雨の時に雨水を貯める役割を持っています。

それで、修景『池』というわけですな。

 

雨が止むと、水を飲みにチョウがやってきます。

アオスジアゲハ。一心不乱に吸っています。水分補給は大切だ。

イチモンジセセリ。よく、ガと間違えられるチョウです。

ウラナミシジミ。幼虫が死ぬような寒い所でも、

お構いなしに卵を産み落とすスパルタ教育で有名です。

キタテハ・・・などなど。色々なチョウが集まります。

雨が降ると、修景池の通路を通るのが楽しみです。

 

へんな雲みつけた!

芝生グラウンドより。うおおお!雲が大噴火している!

近くで見ると、機関車にも見えるような。突き上げた拳に見える方や

口を開ける人に見えるという方もいました。皆さんはどんな風に見えますか?

お次はこんな雲。

おもちゃの橋付近より。空がブヨブヨしています。

ちぎって食べたらおいしそう。ブヨブヨー。

 

最後に、クモの話題です。苦手な方はご注意ください。

 

やったー!ねんがんのトリノフンダマシを見つけたぞー!

おお・・・本当に鳥のフンに似ている!なんとかわいらしい!

そして触ったら謎の液体を吐きました。バッタやイモムシ等は、捕まえると

口から未消化物を発射して脅かすことがありますが、

そんな事するクモは初めてです。

 

ちなみにこのクモは、人間に効く毒を持っていませんのでご安心を。

クモらしく歩いている姿も撮影。満足しました。

トリノフンダマシは夜行性で、どちらかと言えば林の際の生き物なので

ゆとりの森では見つからないかも?と思っていました。かわいい。

 

多目的リンクで見つけたキカラスウリの写真で、今回の記事は終了です。でけえ!

ここまで、読んでくださり、ありがとうございます!