【ゆとりの森自然情報:2023年11月】

こんにちは!園地スタッフです。

プラザの前に植わっているキキョウが、再び花を咲かせてくれました。

てっきり全部咲き終わったと思っていました。うれしいですね。

 

さて、今月も「ゆとりの森自然情報」を更新しました!

ゆとりの森自然情報は、公園内で見つけた生き物を紹介する掲示板です。

仲良しプラザ入ってすぐ正面にあります。

11月とは思えない暑さのせいか、まだまだ生き物が見つかります。

木から葉っぱがなくなると、公園にカワラヒワがやってきます。

なんか首伸ばしてる。みょーん。

お目当ては、軽スポーツ広場にある、アキニレの木の種

下にいると、パリッ、パリッ、と種をかじる音が聞こえます。

しかしこのアキニレの種、ペラッペラで何にも入っていないように見えるんだが、

どこをどう食べているのだろう。

 

ちなみに、このアキニレの木

「ユキムシ」という、アブラムシの仲間が集まる関係で、

テントウムシが沢山やってきます。

幼虫やサナギはわんさか見つかります。よかったら探してみてください。

 

さて、園内に戻りましょう。

駐車場の近くにいたのは、でっぷりしたスズメ

さながら相撲取りのような体格です。触ってみたい。

これだけ脂肪を蓄えれば、冬も乗り越えられるでしょう。

一方、修景池や軽スポーツ広場では、モズの鳴き声が響きます。

オラー!ここはワシの縄張りじゃい!

修景池やわんぱく広場周辺には、ヒヨドリがちょっとした群れを作ります。

何か見つけたのか?下を向いています。

修景池では、ヒバリが草の種をつついていることが多いです。のどかな風景。

あれっ、このヒバリ、何かちがうような?

あっ!タヒバリだ!なんということだ!タヒバリを見つけてしまった!!

ゆとりの森的レア度では、ヒバリがノーマルレアだとしますと、

タヒバリは神話レアというくらい珍しいです。

とりあえず動画も撮りました(動画です)。

動画を見ると、尾を上下に振る様子がわかると思います。

このタヒバリ、ヒバリと名前はつきますが、セキレイという鳥の仲間だと、

鳥好きのスタッフAさん(仮名)から教わりました。

セキレイって何だっけ?という皆様のために、動画を用意しました。

セキレイの仲間、ハクセキレイです。

 

比べてみると、おお!タヒバリもハクセキレイも尾を振ってる!

本当にセキレイの仲間だったんだ!

鳥好きスタッフのAさん(仮名)に感謝せずにはいられません。

 

他にも

草刈りをしていたら見つけたウシカメムシです。

鋭いツノを牛の角に見立てて、こんな名前らしいです。

かっこいい。

こちら、仲良しプラザの前でひっくり返っていたのは

ムネアカセンチコガネというコガネムシです。

どうやら、ひっくり返ると起き上がれないようで、

毎年プラザ前で助けを求める姿が見られます。

すごく地味なチョウも発見。

調べた所、クロコノマチョウというチョウのメスのようです。

これが寝転がっていても、イチョウの枯葉と間違えて見過ごしてしまいそうです。

サザンカの根元で見つけたのは・・・何だこれ?

辛うじてキノコに見えましたので調べた所、

コツブタケというキノコに似ていましたが、違うかもしれない。何だろう?

ゆとりの森でけっこう勤めているのに、未だに謎の生き物に出くわします。

 

持ち運びできる「自然チラシ」も出来上がりました。

テニスコート近くの花壇では、まだバッタをみかけます。

もしよかったら、散歩がてら見ていってくださいませ!

 

 

◆ここからはおまけです。

テニスコート近くの花壇に、やたらきれいな穴がある事に気づきました。

誰かが傘の先で突いたのかな。

草(チガヤ)でも突っ込んでみよう。25cmはあるぞ。

うりゃ!・・・って思ったより深い!?

25㎝ものチガヤを飲み込んでしまいました。

気になりますが、本日の作業は洞窟探検ではないので、この場を離れました。

そして、昼休みを挟んで再び見に行くと・・・

ん!?葉っぱ無くなってるんだが!?

この後、念のため同じくらいの草を突っ込んでおいたところ、

次の日にはなくなっていました。

 

草食い穴・・・!?じゃなくて、何かがいるのでしょうか。

ゆとりの森にミステリーが生まれた瞬間でした。

 

尺の都合で省いたカワラヒワの写真で、今回の記事はここまでになります。

読んでくださり、ありがとうございます!