【ゆとりの森自然情報:2023年1月】
こんにちは!園地スタッフです。
少し遅れてしまいましたけれども、
新年のご挨拶をさせて頂きます。
旧年中に記事を読んで下さった方も、そうでない方も、
ゆとりの森自然情報を読んで下さり、ありがとうございます。
今年も、どうぞよろしくお願いいたします!
さて、今回も「ゆとりの森自然情報」を更新しました!
ゆとりの森自然情報は、最近、公園内で見つけた生き物を紹介する掲示板です。
仲良しプラザ入ってすぐ正面にあります。
冬になると、鳥が増えてきます。
先月もお伝えしたメジロは、サザンカの間を飛び回り、蜜を吸っていました。
蜜に夢中になるあまり、逆立ちみたいなポーズをしています。ファイト一発!
ムクドリも増えてきました。
彼らの歩いた地面をよく見ると、くちばしを突っ込んだ跡がたくさん見つかります。
こうやって、地面の虫を探しているんだな。
面白い事に、群れで食事をしている間、必ず数羽のムクドリが
木の上から辺りを見張っているのです。
自然に役割分担が出来ているのでしょうか。興味深い。
そんなムクドリが警戒する相手のひとつが、このチョウゲンボウです。
小鳥を襲って食べる猛禽(もうきん)の一種で、
スズメを捕まえる姿も見かけました。
なんかふっくらしていてかわいい顔ですけれども、
本当に猛禽です。
ところ変わって、修景池では
ハクセキレイが、ふっくらしていました。
ふくらむと熱が逃げにくくなるものですから、冬場はほとんどの鳥がふくらんでいます。
そんなハクセキレイが小川を見つけて・・・?
水浴びを始めました。こんな寒いときに!(動画です)
しかし、羽にゴミが溜まると飛行速度が落ちてしまいます。
速度が落ちれば敵に捕まるというわけです。
水浴びを終えたら羽繕い(動画です)。
お手入れをサボればチョウゲンボウの餌食ですから、ハクセキレイも必死です。
そういえば、修景池には季節の鳥もやってきました。
ツグミです。冬になると遠くシベリアから来るという渡り鳥です。
堂々としたたたずまいは、海を越えた猛者の風格を感じさせます。
しかし、毎年やってくる所を見ると「こんな小さな鳥が本当に海を越えて?」
と思ってしまいます。
実は、東北辺りで夏を過ごしていたり・・・しないかしら。
最近見かけなかった鳥の姿も戻ってきました。
ヒバリです。実は、去年の10月頃から見つかりにくくなり、
12月には全く見つからなかった鳥です。よく見かける鳥だから少し心配でした。
はじめは、こちらを警戒して遠くから眺めていましたが、
少しずつ近づいて、姿が良くわかる位置まで近寄ることが出来ました。
夢中で草をつついています。草のタネを食べているのでしょうか。
さっぱり分かりませんけれども、とにかく腹が減っているようでした。
一方のハクセキレイは、人間なんて警戒せずどんどん近づいてきます。
完全に油断していますね・・・チョウゲンボウに食われても知らないぞ。
ほかにも
冬の名物、スズメ軍団を時々見かけるようになりました。
ちゅんちゅん騒いで楽しそうです。こんな時、鳥の言葉が分かったらなあと
思う事がありますが、
「お前そこどけよ!」とか「俺の飯とるんじゃねえ!」とか
言っているだけだったら悲しいですね。
園内を歩いていると、ふわっとモズが飛んできます。
よくハクセキレイやシジュウカラに飛び掛かっている、血の気の多い鳥です。
おおん?と首をかしげていました。
モズはいつもケンカの相手を求めています。
上空にはこんな鳥も。多分ダイサギという鳥だと思います。
普段は川にいる鳥で、ゆとりの森はスルーしていきます。休んでもいいんですよ?
持ち運びできる「自然チラシ」も出来上がりました。
冬咲きのスイセンが、厚木基地沿い通路やテニスコート前で花を広げています。
良かったら、散歩がてら見て行って下さいませ!
◆ここからはオマケです◆
寒さ厳しい冬の中でも、虫を見つけることがあります。
晴れた日にナナホシテントウが、寝ぼけた様子で歩いていました。
ふらふら進んでは立ち止まり、日光を浴びて温まっているようです。
冬は、まだまだ長い。
日陰でガチガチに震えていたのはヒメアカボシテントウ。
桜のカイガラムシを食べてくれる、ありがたーい虫です。
先生、そんな所より、落ち葉の下の方が温かいっすよ!
オオカマキリの卵も、冬ならではのものだと思います。
って多いな!?
見つけただけで4つもありました。これは珍しい。珍百景。
かと思えば、すんごい中途半端な卵塊もありました。
飽き性なカマキリだったのでしょうか。卵も入っていないのでは。
春が待ち遠しいような、そうでないような・・・。
今回の記事はここまでになります。
読んで下さり、ありがとうございます!
こんにちは!園地スタッフです。
少し遅れてしまいましたけれども、
新年のご挨拶をさせて頂きます。
旧年中に記事を読んで下さった方も、そうでない方も、
ゆとりの森自然情報を読んで下さり、ありがとうございます。
今年も、どうぞよろしくお願いいたします!
さて、今回も「ゆとりの森自然情報」を更新しました!
ゆとりの森自然情報は、最近、公園内で見つけた生き物を紹介する掲示板です。
仲良しプラザ入ってすぐ正面にあります。
冬になると、鳥が増えてきます。
先月もお伝えしたメジロは、サザンカの間を飛び回り、蜜を吸っていました。
蜜に夢中になるあまり、逆立ちみたいなポーズをしています。ファイト一発!
ムクドリも増えてきました。
彼らの歩いた地面をよく見ると、くちばしを突っ込んだ跡がたくさん見つかります。
こうやって、地面の虫を探しているんだな。
面白い事に、群れで食事をしている間、必ず数羽のムクドリが
木の上から辺りを見張っているのです。
自然に役割分担が出来ているのでしょうか。興味深い。
そんなムクドリが警戒する相手のひとつが、このチョウゲンボウです。
小鳥を襲って食べる猛禽(もうきん)の一種で、
スズメを捕まえる姿も見かけました。
なんかふっくらしていてかわいい顔ですけれども、
本当に猛禽です。
ところ変わって、修景池では
ハクセキレイが、ふっくらしていました。
ふくらむと熱が逃げにくくなるものですから、冬場はほとんどの鳥がふくらんでいます。
そんなハクセキレイが小川を見つけて・・・?
水浴びを始めました。こんな寒いときに!(動画です)
しかし、羽にゴミが溜まると飛行速度が落ちてしまいます。
速度が落ちれば敵に捕まるというわけです。
水浴びを終えたら羽繕い(動画です)。
お手入れをサボればチョウゲンボウの餌食ですから、ハクセキレイも必死です。
そういえば、修景池には季節の鳥もやってきました。
ツグミです。冬になると遠くシベリアから来るという渡り鳥です。
堂々としたたたずまいは、海を越えた猛者の風格を感じさせます。
しかし、毎年やってくる所を見ると「こんな小さな鳥が本当に海を越えて?」
と思ってしまいます。
実は、東北辺りで夏を過ごしていたり・・・しないかしら。
最近見かけなかった鳥の姿も戻ってきました。
ヒバリです。実は、去年の10月頃から見つかりにくくなり、
12月には全く見つからなかった鳥です。よく見かける鳥だから少し心配でした。
はじめは、こちらを警戒して遠くから眺めていましたが、
少しずつ近づいて、姿が良くわかる位置まで近寄ることが出来ました。
夢中で草をつついています。草のタネを食べているのでしょうか。
さっぱり分かりませんけれども、とにかく腹が減っているようでした。
一方のハクセキレイは、人間なんて警戒せずどんどん近づいてきます。
完全に油断していますね・・・チョウゲンボウに食われても知らないぞ。
ほかにも
冬の名物、スズメ軍団を時々見かけるようになりました。
ちゅんちゅん騒いで楽しそうです。こんな時、鳥の言葉が分かったらなあと
思う事がありますが、
「お前そこどけよ!」とか「俺の飯とるんじゃねえ!」とか
言っているだけだったら悲しいですね。
園内を歩いていると、ふわっとモズが飛んできます。
よくハクセキレイやシジュウカラに飛び掛かっている、血の気の多い鳥です。
おおん?と首をかしげていました。
モズはいつもケンカの相手を求めています。
上空にはこんな鳥も。多分ダイサギという鳥だと思います。
普段は川にいる鳥で、ゆとりの森はスルーしていきます。休んでもいいんですよ?
持ち運びできる「自然チラシ」も出来上がりました。
冬咲きのスイセンが、厚木基地沿い通路やテニスコート前で花を広げています。
良かったら、散歩がてら見て行って下さいませ!
◆ここからはオマケです◆
寒さ厳しい冬の中でも、虫を見つけることがあります。
晴れた日にナナホシテントウが、寝ぼけた様子で歩いていました。
ふらふら進んでは立ち止まり、日光を浴びて温まっているようです。
冬は、まだまだ長い。
日陰でガチガチに震えていたのはヒメアカボシテントウ。
桜のカイガラムシを食べてくれる、ありがたーい虫です。
先生、そんな所より、落ち葉の下の方が温かいっすよ!
オオカマキリの卵も、冬ならではのものだと思います。
って多いな!?
見つけただけで4つもありました。これは珍しい。珍百景。
かと思えば、すんごい中途半端な卵塊もありました。
飽き性なカマキリだったのでしょうか。卵も入っていないのでは。
春が待ち遠しいような、そうでないような・・・。
今回の記事はここまでになります。
読んで下さり、ありがとうございます!