【ゆとりの森自然情報:2021年12月】
こんにちは!園地スタッフです。
クリスマスイベントのツリーが飾りつけられて、にぎやかになりました。
飾りつけの位置を見てみると、やっぱり子供が飾り付けているようです。
一番上の方のリース、どうやってつけたんだろう。だっこしてもらったのかな?
さて、今月も「ゆとりの森自然情報」を更新しました!
ゆとりの森自然情報は、公園内で見つけた生き物を紹介する掲示板で、
仲良しプラザ入ってすぐ正面にあります。
寒さも本番。鳥が多くなり、トンボもバッタもいなくなりました。
時々、テントウムシがアキニレの木をうろうろしています。
これはナミテントウ。いろいろな模様のものがいます。
背中の模様が6個のムツボシテントウも見つけました。
ムツボシテントウはオスが見つかっていないテントウムシで、
自分の精子と自分の卵子で単為生殖して、増えていると言われています。
桜の幹に張り付いていたのはヒメアカボシテントウ。
桜の木を弱らせるカイガラムシを食べてくれる、ありがたい虫です。
木を離れ、花壇に目を向けてみましょう。
おやっ、ハクセキレイがこちらを向いています。
片足を上げて、少し気取ったポーズです。
落とし物をして去っていきました。フンは持ち帰ってください。
すっかり枯れた原っぱでは、スズメの群れが一心不乱に食べていました。
残された雑草のタネを探しているのだと思います。
スズメ、秋からずっと食べてばっかりだな。
少し上を見上げてみましょう。
シジュウカラが忙しく飛び回って、何やら鳴き声を上げています。
枝についているカイガラムシや虫のサナギを探しているのかもしれません。
夏場はあまりみかけないシジュウカラですが、
冬になると、よくみかけるようになります。どうしてだろう?
ヤマモモの木の上では、モズが尾を振っていました。
どこか得意げにこちらを見つめています。かわいい。
キリッ!かわいいけど、やるときゃ鳥だって襲うモズ。
そこは鋭い目つきです。まゆ毛が白いぞ。
大規模多目的スポーツ広場にも行ってみました。
何か・・・いる!
チョウゲンボウだ!かっこいい!かわいい!
なんだかんだ2か月前からずっといます。
お客さんの前でスズメを捕まえる事もありましたり、
ゆとりの森に馴染んできたのかな?この時は、カワラヒワを狙っていました。
危うし、カワラヒワ!
しかし狩りは失敗に終わりました。
時計台の上でしょんぼりしています。かわいい。
持ち運びできる「自然チラシ」も出来上がりました。
サザンカは、特に芝生グラウンドの東側(ナミテントウの写真がある辺り)が
きれいで、メジロが見つかる事もあります。
よかったら、散歩がてら見て行って下さいな!
◆ここからはおまけです。
10日ほど前、ゆとりの森は大雨でした。雨が上がった修景池はというと・・・
すごい。
修景池は、周辺の雨水をため込む事で、水害を防ぐ役割があります。
それにしてもすごい。
景色が変わってしまいます。雨ってこんなに降っているんだな・・・。
そんな修景池の下流にはヒエエエエエなんか怖い穴が開いてるんですけど!!
どうやらここに修景池中の水が流れ込むようです。
お風呂の栓みたいで迫力がありました。
大雨に乗じて、北の方から鳥が渡ってきたようです。
ツグミと申します。
シベリアの冬から逃れるために、毎年渡ってくる鳥です。夏になるとロシアに戻ります。
ちなみに、寒い寒いと有名なシベリアですけれども、夏は楽なのかと言うとそうでもなく
蚊が黒い雲のように飛び交う過酷な場所だそうです。
そういえば、九月から観察しているキカラスウリはどうなったかな?
これが9月。熟すと黄色くなるそうですが・・・
11月の終わりごろ、やっとほんのり色づき始めて・・・・
おいしそうな黄色になりました!
雑草と一緒に除草されてしまう事がほとんど(キカラスウリは雑草です)で
ここまで色づいたキカラスウリを見たのは初めてでした。
そうそう、テニスコート前で、意外なものを見つけました。
これはトサミズキですけれども、注目して頂きたいのは、矢印の場所!
実はこれ、メジロの巣なのです!こんな人通りの多い場所に!
きれいに葉っぱが収まっていました。なかなかおしゃれ。
今もぶら下がっていますから、よかったら探してみてください。
オーロラみたいな雲の帯も見つけました。空気が澄んでいる今は空も楽しい!
今年の記事は、ここまでになります。
思い付きで始めた自然情報ですけれども、見て下さる皆様のおかげで、
今年も書き続ける事が出来ました。
実は私、ゆとりの森には、生き物なんていないだろうと思っていました。
しかし、ヒバリをはじめ、様々な生き物がやって来る事に毎年驚かされています。
もちろん、自然公園には及びませんが、ゆとりの森の原っぱは、
草原に住んでいた生き物たちの拠り所になっているように、私は思います。
来年も、驚きを少しでも分けることができるように、頑張ります。
ここまで、読んでくださり、ありがとうございます!
こんにちは!園地スタッフです。
クリスマスイベントのツリーが飾りつけられて、にぎやかになりました。
飾りつけの位置を見てみると、やっぱり子供が飾り付けているようです。
一番上の方のリース、どうやってつけたんだろう。だっこしてもらったのかな?
さて、今月も「ゆとりの森自然情報」を更新しました!
ゆとりの森自然情報は、公園内で見つけた生き物を紹介する掲示板で、
仲良しプラザ入ってすぐ正面にあります。
寒さも本番。鳥が多くなり、トンボもバッタもいなくなりました。
時々、テントウムシがアキニレの木をうろうろしています。
これはナミテントウ。いろいろな模様のものがいます。
背中の模様が6個のムツボシテントウも見つけました。
ムツボシテントウはオスが見つかっていないテントウムシで、
自分の精子と自分の卵子で単為生殖して、増えていると言われています。
桜の幹に張り付いていたのはヒメアカボシテントウ。
桜の木を弱らせるカイガラムシを食べてくれる、ありがたい虫です。
木を離れ、花壇に目を向けてみましょう。
おやっ、ハクセキレイがこちらを向いています。
片足を上げて、少し気取ったポーズです。
落とし物をして去っていきました。フンは持ち帰ってください。
すっかり枯れた原っぱでは、スズメの群れが一心不乱に食べていました。
残された雑草のタネを探しているのだと思います。
スズメ、秋からずっと食べてばっかりだな。
少し上を見上げてみましょう。
シジュウカラが忙しく飛び回って、何やら鳴き声を上げています。
枝についているカイガラムシや虫のサナギを探しているのかもしれません。
夏場はあまりみかけないシジュウカラですが、
冬になると、よくみかけるようになります。どうしてだろう?
ヤマモモの木の上では、モズが尾を振っていました。
どこか得意げにこちらを見つめています。かわいい。
キリッ!かわいいけど、やるときゃ鳥だって襲うモズ。
そこは鋭い目つきです。まゆ毛が白いぞ。
大規模多目的スポーツ広場にも行ってみました。
何か・・・いる!
チョウゲンボウだ!かっこいい!かわいい!
なんだかんだ2か月前からずっといます。
お客さんの前でスズメを捕まえる事もありましたり、
ゆとりの森に馴染んできたのかな?この時は、カワラヒワを狙っていました。
危うし、カワラヒワ!
しかし狩りは失敗に終わりました。
時計台の上でしょんぼりしています。かわいい。
持ち運びできる「自然チラシ」も出来上がりました。
サザンカは、特に芝生グラウンドの東側(ナミテントウの写真がある辺り)が
きれいで、メジロが見つかる事もあります。
よかったら、散歩がてら見て行って下さいな!
◆ここからはおまけです。
10日ほど前、ゆとりの森は大雨でした。雨が上がった修景池はというと・・・
すごい。
修景池は、周辺の雨水をため込む事で、水害を防ぐ役割があります。
それにしてもすごい。
景色が変わってしまいます。雨ってこんなに降っているんだな・・・。
そんな修景池の下流にはヒエエエエエなんか怖い穴が開いてるんですけど!!
どうやらここに修景池中の水が流れ込むようです。
お風呂の栓みたいで迫力がありました。
大雨に乗じて、北の方から鳥が渡ってきたようです。
ツグミと申します。
シベリアの冬から逃れるために、毎年渡ってくる鳥です。夏になるとロシアに戻ります。
ちなみに、寒い寒いと有名なシベリアですけれども、夏は楽なのかと言うとそうでもなく
蚊が黒い雲のように飛び交う過酷な場所だそうです。
そういえば、九月から観察しているキカラスウリはどうなったかな?
これが9月。熟すと黄色くなるそうですが・・・
11月の終わりごろ、やっとほんのり色づき始めて・・・・
おいしそうな黄色になりました!
雑草と一緒に除草されてしまう事がほとんど(キカラスウリは雑草です)で
ここまで色づいたキカラスウリを見たのは初めてでした。
そうそう、テニスコート前で、意外なものを見つけました。
これはトサミズキですけれども、注目して頂きたいのは、矢印の場所!
実はこれ、メジロの巣なのです!こんな人通りの多い場所に!
きれいに葉っぱが収まっていました。なかなかおしゃれ。
今もぶら下がっていますから、よかったら探してみてください。
オーロラみたいな雲の帯も見つけました。空気が澄んでいる今は空も楽しい!
今年の記事は、ここまでになります。
思い付きで始めた自然情報ですけれども、見て下さる皆様のおかげで、
今年も書き続ける事が出来ました。
実は私、ゆとりの森には、生き物なんていないだろうと思っていました。
しかし、ヒバリをはじめ、様々な生き物がやって来る事に毎年驚かされています。
もちろん、自然公園には及びませんが、ゆとりの森の原っぱは、
草原に住んでいた生き物たちの拠り所になっているように、私は思います。
来年も、驚きを少しでも分けることができるように、頑張ります。
ここまで、読んでくださり、ありがとうございます!