【ゆとりの森自然情報:2021年10月】

こんにちは!園地スタッフです。

軽スポーツ広場に、たくさんのドングリが落ちていました。

葉は色づいて降り積もり、今は秋の真っ只中。

過ごしやすい季節ではありますけれども、お身体気をつけて頂けましたら幸いです。

 

さて、今月も「ゆとりの森自然情報」を更新しました!

ゆとりの森自然情報」は、公園内で見つけた生き物を紹介する掲示板で、

仲良しプラザ入ってすぐ正面にあります。

10月を過ぎれば、虫がいなくなってしまう・・・

焦りからか、それとも普段通りなのか、見つける生き物は虫だらけです。

そんな中、びっくりしたのがこの鳥、チョウゲンボウです。

ハヤブサの仲間で、他の鳥を襲う猛禽(もうきん)のひとつです。

近くで撮影できたのは初めて!市松模様に似た翼がおしゃれだ!

別の日には、足を羽にうずめて休む姿も!

なんだか、けっこうかわいい顔をしています。

それもそのはず、チョウゲンボウの属するハヤブサの仲間は

ワシやタカではなく、インコに近い鳥なのだそうです

・・・セキセイインコの、少し間の抜けたかわいい横顔がちらつきました。

 

かわいいと言えば

かわいいスズメはいつも公園にいます。

そのため、いろいろな姿を収めることが出来ます。

ムシャムシャ!

フェンスにつかまり、雑草に実ったタネをもりもり食べる!

食べて食べて、冬を乗り切るエネルギーを蓄えます。

こちらは片足立ちで伸びっ。

飛び立つ方向を見据えて準備体操。うちのインコもよくやってるなあ。

そしてこれは・・・なんだろう?

つま先立ちで、トイレでもするのかと思いきや・・・ただの伸びでした。

他の鳥でも見たことのないポーズです。ナゾ。

おしまいは眠る姿。

冷えやすいクチバシと足を羽にうずめて温まります。ごくらくごくらく。

 

ほかにも

ヒバリも、ほぼ毎日見かける鳥です。朝日がまぶしいっ。

モズも結局、夏ごろからずっと居座っています。

このモズ、チョウゲンボウそっくりの鳴き声でさえずる事があり、

「ヤツか!」と思って振り向くと、だいたいモズです。まぎらわしい。

 

持ち運びできる「自然チラシ」も出来上がりました。

テニスコート前では、色々なチョウを見かけるようになりました。

もしよければ、散歩がてら見て行って下さいませ!

 

 

◆ここからはおまけです。

秋と言えばキンモクセイ

あっ、いいにおい・・・と思っていると散ってしまいますけれども、

今年は撮影成功!けっこうかわいい花だ!

 

そういえば、

8月頃見つけたキカラスウリの花。実はなったかな?

ちょっと茂みをかき分けてみましょう。

お、実ってる実ってる!どれどれ・・・

でかいっすね・・・

思ったより大きく育ったようだ。一応、かぼちゃに近い植物だそうです。

キカラスウリをくりぬいて、かぼちゃのランタン・・・ちょっと面白そう?

 

小川沿いにはトンボがたくさん見つかります。

特に多いのがこのアキアカネ

こちら、シオカラトンボです。

こうして眺めると、ほぼヘリコプターですよね。

ゆとりの森では珍しいショウジョウトンボも!

とにかく赤い!猩々(しょうじょう)という名前も、赤いという意味だそうです。

ハネの根元が琥珀色をしていて、地面に移る色がうつくしいです。

アジアイトトンボという小さなトンボも発見。

写真で見ると美しいトンボですけれども、飛んでいると、

まち針くらいの棒がフワフワ浮かんでいるように見えて、ちょっとシュールです。

 

そうそう、こんなハチも見つけました。

こいつ、青いぞ!

調べてみると、アオスジハナバチだという事が分かりました。

なんだか見つけたらラッキーになりそうな青さですけれども、

その日、目立った幸運は訪れませんでした。

 

今回の記事はここまでになります。

読んで下さり、ありがとうございます!