【ゆとりの森自然情報:2024年11月】
こんにちは!園地スタッフです。
ソメイヨシノが、すっかり葉を落としました。
ようやく気温も下がって、冬に近づいてきました。
さて、今月も『ゆとりの森自然情報』を更新しました!
ゆとりの森自然情報は、公園内で見つけた生き物を紹介する掲示板です。
仲良しプラザに入ってすぐ正面にあります。
トンボもいつのまにか、いなくなっていました。
ヤマトシジミが、サツキの葉で休んでいました。
ほとんどの虫は、寒いと動く事が出来ません。
近づいても逃げないので、写真は撮りやすいです。
臨時駐車場では、トノサマバッタが日向ぼっこしていました。気持ちよさそう。
トノサマバッタは寒くても逃げ足が速く、
この写真を撮った後、すぐに飛んで行ってしまいました。
フェンスからテニスコートを見つめているのはツチイナゴ。
バッタでは珍しく、この成虫の姿で冬を越します。
ちなみに、先程のトノサマバッタは冬越しできません。
ツチイナゴとトノサマバッタ、似ているのに、どこで生死が分かれるのだろう
鳥も見てみましょう。
ピクニック広場で、スズメたちがピクニックしていました。
メニューは草の種。もりもり食べています。
芝生グラウンドのフェンスには、シジュウカラがいました。
いつも、ピリピリした様子で辺りを見回しています。ヒイイ!
恐ろしい敵に怯えているような・・・。
シジュウカラの天敵のひとつ、モズも、ゆとりの森にいます。
体格の変わらないシジュウカラを仕留めるといいますから驚きです。
どうやって仕留めるんだ?すごい格闘技することになりそう
他にもハヤブサの仲間、チョウゲンボウも小鳥の天敵です。
上空を巡回して獲物を物色中。空から小鳥を見つけるなんて
すごい目の良さだ。私の目(0.3)とトレードしませんか。
天敵ではありませんが、カワラヒワも修景池にやってきました。
太いクチバシで、かたい木の実を粉砕して食べます。
軽スポーツ広場の木の実がお気に入りで、ぼりぼり食べる音が聞こえてきます。
木の実といえば、多目的リンクのキカラスウリの木の実は
どうなったかな?
相変わらずデカい。アボカドか?
これでもウリ科。キュウリやカボチャの親戚です。
そういえば、この中身ってどうなってるんだろう?ひとつ割ってみましょう。
割ってみました。なんだこれ!
キュウリとカボチャの合成生物みたいな代物ですが、このキカラスウリを
見るだけで、キュウリとカボチャは同じ仲間だと納得できました。
また一つ賢くなってしまった。
持ち運びできる『自然チラシ』も出来上がりました。
軽スポーツ広場では、どんぐりの一種、マテバシイが
ぽろぽろ落ちています。
もしよければ、散歩がてら見ていってくださいませ!
◆ここからはオマケです。
ふわふわドームの整備を行うとき、通りかかる砂場を
見てみると、面白いものが入っていました。
おっ、小さな貝だ。たぶん2,3mmくらい。
ミゾのきざまれた不思議な形のものも。
砂場に貝殻がある事にも驚きですが、2mmの貝が存在することもびっくりです。
お次は・・・ぶつぶつした変な棒みたいなもの?サンゴかな?
貝やサンゴなど、海から来たものを多く見つけました。
砂場の土は、海から来たのかな。
ポーズを決めていたハクセキレイの写真で、今回の記事はここまでになります。
読んで下さり、ありがとうございます!