【ゆとりの森自然情報:2023年7月】

こんにちは!園地スタッフです。

別の場所から植え替えたキキョウが、沢山咲いてくれました。

このキキョウ、元々は花壇作成予定地に育っていて、それを植え替えたものです。

それから2年ほどで大きくなってくれました。めっちゃキレイ・・・。

 

さて、今月も「ゆとりの森自然情報」を更新しました!

ゆとりの森自然情報は、公園内で見つけた生き物を紹介する掲示板です。

仲良しプラザ入ってすぐ正面にあります。

暑い!でも生き物はむしろ元気です。

多目的リンク近くで見つかるこの花は、ムクゲと申します。

暑い中でも次から次へと8月の末くらいまで咲いてくれます。元気。

こちらはツユクサ。青い花は染物にも使われたそうです。

一見かわいいですが、草むしり作業をする私の視点では、

どこにでも生えてくる手強い雑草でもあります。むしるべきか残すべきか・・・

こんな草も生えていました。おおっ、ホタルブクロ

桜が丘学習センターの入口に生えているのを見て、ゆとりの森にもあったら

嬉しいなーと思っていました。あるんだなー。驚き。

ちなみに、キキョウの仲間だそうです。似てないな!

 

鳥も元気です。

臨時駐車場や修景池ではヒバリが歩き回っています。

さえずりも撮影出来ました。ピーピヨピョロピヨ(動画です)

ヒバリのさえずりを聞いていると、懐かしい気持ちになります。

メジロも見つけました。夏場に見かけるのは珍しい。

花の蜜が好きなので、サザンカの咲く12月ごろや、

桜の咲く4月ごろはよく見かけます。

よく晴れた芝地にはムクドリがやってきて、虫を食べています。

今は子育てを終えたころなのか、若いムクドリも見かけます。

真ん中奥は大人のムクドリ。顔が白くてメリハリのある色。

こちらが若鳥。すこしぼんやりした色をしています。

食事に夢中で、こちらに近づいてくる事があります。かわいい。

テニスコート前ではモズがウロウロ。やっぱり通年いる鳥になってしまった。

おっ、ワラを集めています。今度はどこに巣を作るのでしょうか。

仲良しプラザ入口で巣作りしていたツバメも、少し前に巣立ちました。

これは旅立つ数日前の姿。今年も元気に巣立ってくれたなあ。

・・・と思っていたら新しい巣が出来ました。別の家族のようです。

仲良しプラザ大人気。

新家族のツバメは日向ぼっこが好きなようです。

溶けたアイスみたいな顔をしていますが、日向ぼっこです。

こちらは正統派日向ぼっこスタイル。

ところで、本日の気温は35℃を越えています。暑くない?というか熱くない?

日向ぼっこ中の動画も撮影!(動画です)

あくびしています。のんき。

 

持ち運びできる「自然チラシ」も出来上がりました。

毎年この時期になると、アオドウガネというでっかいコガネムシが

様々な葉っぱをむしゃむしゃ食べるのですが、今年はまだ少ないようです。

もしよければ、散歩がてら見て行って下さいませ!

 

 

◆ここからはオマケです。

あ!野生のスライムが飛び出してきた!

・・・という訳ではなく、イシクラゲというものだそうです。

藍藻という細菌の塊ですが、全く無害でむしろ昔は食料だったとか。

触ってみると・・・・ぷにぷにしていて気持ちいい。

あ!テントウムシがサナギから出てきたぞ!

頭からパカッと割れて、

殻によじのぼり

羽をのばして・・・

羽が黒く乾いたところで、背中にしまっていました。

この後、かなり待ちましたがほぼ変化がなかったため、やむなく帰宅しました。

最後まで見たかった・・・!

あ!例の樹液の出る木にはノコギリクワガタも現れました。

で、でかい!

同じノコギリクワガタでも、あごの形が違う事があります。

こっちの方が挟むには便利そうですが、なぜかケンカでは

先程のクワガタの方が圧倒的に強いです。評価基準がわからない。

 

カナブンも樹液をあさります。

ケンカでクワガタには敵いませんが、

カナブン同士では激しい番付け争いがあるようです(動画です)

ツルツル頭で猛然とぶつかる姿は、ツノを捨てたカブトムシのようでした。

アメンボもぴょこぴょこ浮かんでいます。

水に落ちた虫を食べるそうですが、その姿を見たことはありません。見たい。

ヨツモンカメノコハムシという虫も見つけました。

なんだかよく分からない形ですが、右上が頭です。

取っ手を付けたら、盾にできそうな形だ。

 

入道雲の写真で、今回の記事はここまでになります。

読んで下さり、ありがとうございます!