【ゆとりの森自然情報:2022年11月】
こんにちは!園地スタッフです。
今、ゆとりの森は富士山が見頃!
山肌を流れる雪が美しい!
夕焼けの富士山は、昼間とは違った、堂々とした感じ。
ゆとりの森に来たら、ぜひ富士山を眺めてみてください。
さて、今月も「ゆとりの森自然情報」を更新しました!
ゆとりの森自然情報は、最近、園内で見つけた生き物を紹介する掲示板です。
仲良しプラザ入ってすぐ正面にあります。
少しずつ、冬の足音が聞こえてきました。
「寒い寒い・・・」
元気に飛んでいたアキアカネも、今は柵に
もたれかかる姿をよく見かけるようになりました。
ひなたぼっこするカナヘビの姿も。
気持ちよさそうにボーっとしていました。修羅の自然界に一時の平穏・・・。
この流れで唐突ですが、バッタも見つけました。ん!?なんだこの色!?
初めて見ました。黒いバッタです。
なぜ漆黒に染まってしまったのでしょう。
この通り、草の上ではバレバレなので、目立ってしょうがない。
昼飯を探しに来た鳥が喜ぶばかりで、メリットを感じません。
黒いバッタは、何も言わずに去っていきました。
黒いボディのムネアカオオクロテントウという
テントウムシもいました。
外国からやってきた外来種とのこと。このまま日本も侵略してやるぜ。
ギャアアーーー!!土足で踏み入る侵入者に、怒り心頭のアリが襲い掛かる!
ここはクサアリのテリトリーだった!おそろしやー!
一寸先は闇・・・自然界は危険と隣り合わせです。
芝生グラウンドの草むしりをしていると、こんな虫が出てきます。
この虫はシバオサゾウムシ。芝を食い荒らす害虫です。
芝生に潜り込んでいれば、天敵の鳥にも見つかりっこない。
グラウンドをボロボロにしてやるぜ。
ギャアアーー!!ぬくぬく暮らす害虫に、天敵が襲い掛かる!
ラッキー!シバオサゾウムシゲット!ほくほく顔のハクセキレイ!
自然界は危険と隣り合わせです。
「いいなあ、俺もシバオサゾウムシ、欲しいなあ」
物ほしそうな顔で芝をつつく、ヒバリなのでした。
と、繋げたいですが、嘘です。別の日に撮った写真です。
多目的リンクの近くでは、スズメがすました顔をしていました。
10月はどういうわけか、スズメが少なかったです。
どこに行っていたんだろう?
あっ、あくびをしているぞ。
修景池では、ムクドリが集団で水浴びしていました。
水浴びも集団でやるんだな。水しぶきがスゴイ。
動画も撮れました。あわただしい。
軽スポーツ広場からは、木をつつく音が聞こえました。
小さなキツツキ、コゲラです。
分かりにくいですが真ん中にいます。
木に潜む虫を探す彼らは、まるで聴診器を当てる医者の様です。
木をつついて触診して回ります。
診断によれば、木の中に虫はいなかったそうです。
去年は見つけられなかったジョウビタキも見つけました。
鏡に映る自分に飛び蹴りを食らわせる程、喧嘩っ早いともっぱらの噂です。
なるほど、ほかの鳥と一緒にいる所を見たことがありません。
すぐ近くの林からオナガが飛んでくることもあります。
大和市の鳥でもあるオナガは、仲間思いな鳥でもあります。
なんと!お腹の空いている仲間がいると、自らのエサを譲るのです!
これはオスが、器量の大きさを示すために行う行動らしいです。
さすが大和市の鳥。懐がデカイ!
毎度おなじみのモズもいます。
寒くなってきたからか、体が丸みをおびています。
羽毛を膨らませて、空気の層を作ることで、断熱効果を高めます。ぬくぬく。
秋になってから増えたのがシジュウカラ。
木々を飛び交い、ガのマユをほじくり返して食べていました。
なるほど、冬眠に入ったマユが目当てだったのか。
持ち運びできる自然チラシも出来上がりました。
黒いトノサマバッタは、あれ以来見かけていません。
また見つけられるか・・・鳥が先ににつけて、食べちゃいそう。
よかったら、散歩がてら見て行って下さいませ!
◆ここからはおまけです。
寒くなっていなくなる前に、しつこくアリの巣を観察していました。
すると・・・・
ぴかぴか光る赤い虫が!
実は私、この虫を探していました!アリヅカムシと申します!
おそらく、オオヒゲカタアリヅカムシ!
なんで探していたのかと言いますと、きれいだからです!!!
アリヅカムシは、アリの巣のまわりをうろついて、トビムシという
小さな生き物を食べて暮らしているそうです。
そしてものすごく小さいです。
あまりの小ささにピントを合わせることが出来ず、
業を煮やして手で捕まえた写真がこちらになります。
足の太さが指紋の幅と同じくらいですね・・・満足した!
そんなアリヅカムシに負けない位、小さいアリもいました。
ウロコアリと申します。こいつもきれいだな・・・。
詳しい種類までは分かりませんでした。
なぜウロコなのかさっぱりわかりませんが、その大きさは
ゴマつぶどころか粟(あわ)と同じくらいじゃないかしらと思うほどです。
このウロコアリが食べるのはトビムシ・・・お前もか!
なんやねんトビムシって、と思う方が多いはず。
そんなわけで、こちらが大人気のトビムシです。
虫にそっくりですが、微妙に虫じゃなかったり、やっぱり虫だったりと
学者さんの間でも見解が分かれていた人気ぶりです。結局、虫じゃないそうです。
↑全然関係ない去年のムナグロの写真↑
しかし、生態系では分解者として重要!縁の下の力持ち!
みんなのゴミを食べつくし、土に戻します!すごい!
すごいけど、あんまりありがたみを感じない生き物ではあります。
いい感じのわんぱく広場の写真を載せて、今回の記事はここまでになります。
読んでくださり、ありがとうございます!
こんにちは!園地スタッフです。
今、ゆとりの森は富士山が見頃!
山肌を流れる雪が美しい!
夕焼けの富士山は、昼間とは違った、堂々とした感じ。
ゆとりの森に来たら、ぜひ富士山を眺めてみてください。
さて、今月も「ゆとりの森自然情報」を更新しました!
ゆとりの森自然情報は、最近、園内で見つけた生き物を紹介する掲示板です。
仲良しプラザ入ってすぐ正面にあります。
少しずつ、冬の足音が聞こえてきました。
「寒い寒い・・・」
元気に飛んでいたアキアカネも、今は柵に
もたれかかる姿をよく見かけるようになりました。
ひなたぼっこするカナヘビの姿も。
気持ちよさそうにボーっとしていました。修羅の自然界に一時の平穏・・・。
この流れで唐突ですが、バッタも見つけました。ん!?なんだこの色!?
初めて見ました。黒いバッタです。
なぜ漆黒に染まってしまったのでしょう。
この通り、草の上ではバレバレなので、目立ってしょうがない。
昼飯を探しに来た鳥が喜ぶばかりで、メリットを感じません。
黒いバッタは、何も言わずに去っていきました。
黒いボディのムネアカオオクロテントウという
テントウムシもいました。
外国からやってきた外来種とのこと。このまま日本も侵略してやるぜ。
ギャアアーーー!!土足で踏み入る侵入者に、怒り心頭のアリが襲い掛かる!
ここはクサアリのテリトリーだった!おそろしやー!
一寸先は闇・・・自然界は危険と隣り合わせです。
芝生グラウンドの草むしりをしていると、こんな虫が出てきます。
この虫はシバオサゾウムシ。芝を食い荒らす害虫です。
芝生に潜り込んでいれば、天敵の鳥にも見つかりっこない。
グラウンドをボロボロにしてやるぜ。
ギャアアーー!!ぬくぬく暮らす害虫に、天敵が襲い掛かる!
ラッキー!シバオサゾウムシゲット!ほくほく顔のハクセキレイ!
自然界は危険と隣り合わせです。
「いいなあ、俺もシバオサゾウムシ、欲しいなあ」
物ほしそうな顔で芝をつつく、ヒバリなのでした。
と、繋げたいですが、嘘です。別の日に撮った写真です。
多目的リンクの近くでは、スズメがすました顔をしていました。
10月はどういうわけか、スズメが少なかったです。
どこに行っていたんだろう?
あっ、あくびをしているぞ。
修景池では、ムクドリが集団で水浴びしていました。
水浴びも集団でやるんだな。水しぶきがスゴイ。
動画も撮れました。あわただしい。
軽スポーツ広場からは、木をつつく音が聞こえました。
小さなキツツキ、コゲラです。
分かりにくいですが真ん中にいます。
木に潜む虫を探す彼らは、まるで聴診器を当てる医者の様です。
木をつついて触診して回ります。
診断によれば、木の中に虫はいなかったそうです。
去年は見つけられなかったジョウビタキも見つけました。
鏡に映る自分に飛び蹴りを食らわせる程、喧嘩っ早いともっぱらの噂です。
なるほど、ほかの鳥と一緒にいる所を見たことがありません。
すぐ近くの林からオナガが飛んでくることもあります。
大和市の鳥でもあるオナガは、仲間思いな鳥でもあります。
なんと!お腹の空いている仲間がいると、自らのエサを譲るのです!
これはオスが、器量の大きさを示すために行う行動らしいです。
さすが大和市の鳥。懐がデカイ!
毎度おなじみのモズもいます。
寒くなってきたからか、体が丸みをおびています。
羽毛を膨らませて、空気の層を作ることで、断熱効果を高めます。ぬくぬく。
秋になってから増えたのがシジュウカラ。
木々を飛び交い、ガのマユをほじくり返して食べていました。
なるほど、冬眠に入ったマユが目当てだったのか。
持ち運びできる自然チラシも出来上がりました。
黒いトノサマバッタは、あれ以来見かけていません。
また見つけられるか・・・鳥が先ににつけて、食べちゃいそう。
よかったら、散歩がてら見て行って下さいませ!
◆ここからはおまけです。
寒くなっていなくなる前に、しつこくアリの巣を観察していました。
すると・・・・
ぴかぴか光る赤い虫が!
実は私、この虫を探していました!アリヅカムシと申します!
おそらく、オオヒゲカタアリヅカムシ!
なんで探していたのかと言いますと、きれいだからです!!!
アリヅカムシは、アリの巣のまわりをうろついて、トビムシという
小さな生き物を食べて暮らしているそうです。
そしてものすごく小さいです。
あまりの小ささにピントを合わせることが出来ず、
業を煮やして手で捕まえた写真がこちらになります。
足の太さが指紋の幅と同じくらいですね・・・満足した!
そんなアリヅカムシに負けない位、小さいアリもいました。
ウロコアリと申します。こいつもきれいだな・・・。
詳しい種類までは分かりませんでした。
なぜウロコなのかさっぱりわかりませんが、その大きさは
ゴマつぶどころか粟(あわ)と同じくらいじゃないかしらと思うほどです。
このウロコアリが食べるのはトビムシ・・・お前もか!
なんやねんトビムシって、と思う方が多いはず。
そんなわけで、こちらが大人気のトビムシです。
虫にそっくりですが、微妙に虫じゃなかったり、やっぱり虫だったりと
学者さんの間でも見解が分かれていた人気ぶりです。結局、虫じゃないそうです。
↑全然関係ない去年のムナグロの写真↑
しかし、生態系では分解者として重要!縁の下の力持ち!
みんなのゴミを食べつくし、土に戻します!すごい!
すごいけど、あんまりありがたみを感じない生き物ではあります。
いい感じのわんぱく広場の写真を載せて、今回の記事はここまでになります。
読んでくださり、ありがとうございます!