【ゆとりの森自然情報:2月】
こんにちは!園地スタッフです。
連日、新型コロナウイルスが取り上げられています。
ゆとりの森でも各所にアルコール消毒液を設置しております。ぜひご活用ください。
コロナウイルスの仲間は細胞に侵入しやすくなる特別な殻に包まれていまして、
その殻がアルコールに弱いそうです。
さて、今月も「ゆとりの森自然情報」を更新しました!
ゆとりの森自然情報は、公園で最近見ることができる生き物をお伝えしたい!
と思いまして、設置させていただいた掲示板です。
仲良しプラザ入ってすぐ目の前にあります。
2月は、まだまだ生き物が少ないです。
去年に続いて今年の2月も晴れの日に恵まれて、スズメやムクドリが
一斉に飛んできたかと思うと、一心不乱に草や土をつっついていました。
ヒバリのよく通る声も聞こえてきます。
もうひとつよく聞こえるのがシジュウカラの鳴き声です。
彼らは木の高い位置に陣取って、色々なさえずりで仲間に呼びかけます。
少し前に、そのさえずりに文法のような法則があることで
ニュースになったことを覚えています。
ひみつの会話をしているのでしょうか。
シジュウカラ語の通訳が出来たら、ちょっと自慢できそうです。
ほかにも見ごろを迎えているのが、
河津桜です!
河津桜は早咲きの桜でして、2月の初め頃からぽつぽつ咲き始め
3月1日あたりで満開を迎える桜です。桃色も濃くてキレイ!
今年はどのように開花が進むのか、芝生グラウンド前の
同じ木を定点観察してみました。
2月14日。さきっちょが色づき始めました。
2月17日。下のほうの枝から広がっているのかな?
そして2月23日がこちら!ほぼ満開!
それから三日経っています2月26日は完全に満開のようでした!
河津桜が咲いている場所がこちらになります。おそらくあと一週間くらいが一番の見ごろだと思います。河津桜はみなさんご存じのソメイヨシノとは違い、河津桜は花が散る前に葉っぱがニョキニョキ開いてくるのです。そうなるまえに是非見てやってくださいな!
持ち運びできる「自然チラシ」もできました。木の皮の隙間をのぞいてみると、ヒメアカボシテントウがもそもそ歩いていました。春の訪れを感じ取っているのでしょうか!ゆとりの森自然情報、散歩がてら見ていって下さりましたら幸いです!
◆ここからはおまけです。
河津桜のように華やかなるものがいる一方、日陰者といいますか
地味な奴もいます。
どうも、はじめての方ははじめまして、知っている方はお久しぶりです。
寒緋桜(カンヒザクラ)と申します。
名前の通り、まだ寒い2月頃に咲き始める、目が覚めるような桃色の桜
・・・なのですか・・・・。
どういうわけかよれよれのティッシュのように咲きます。
その桃色で世の昆虫鳥類を魅せようとは考えなかったのでしょうか!
画像は去年の開花・・・って言いたくないですが開花です。
今年こそは上を向いてくれるのか!?
雑草も負けてはいません。こちらは仏の座(ホトケノザ)という雑草です。
毎年2月になると、このすごくふしぎな形の花を咲かせます。
この花を仏様に見立てて、その下の葉っぱを仏様の蓮座に見立てて
こんな名前だそうです。
時として、美しさは人工物にも宿ります。
みなさんご存じ ふわふわドームです。
稼働から10年近く経過したこのドームは、
休日になりますとそりゃあもう100人では済まない子供を空へ送る、
ゆとりの森きってのエースであります。
我々スタッフはふわふわドームをほぼ毎日掃除していますが
ちょっとでも綺麗になってくれていたら、うれしいな。
「うぃーさむいっ、ぶるぶる」
全然関係ないハクセキレイの写真を張り付けたところで、
今回の記事はここまでとさせていただきます。
ここまで、読んで下さり、ありがとうございます!